「アミ3度目の約束」から学ぶ

「きみたちが高い水準の存在にうつっていけない理由はただひとつ。さまざまな分野において、きみたちなものの見方がまだ変化できていないからだよ。きみたちの文明をみちびいている物質主義的な観点や外面重視の視点から、もっと人間の内面を完成するというテーマにむけてピントを合わせていく必要があるんだ。」

「そのとおりです、シルクさん…でもどうして、まだその変化が起こらないのですか?」

「それは、考えるのは自分たちのことばかり、みんなの豊かさについてはまるでかえりみようとしないわずかなひとたちが、世界を動かす舵をにぎっているからなんだよ。それに、そのひとたちがにぎっている権力はとても大きいから、自分たちにとってつごうがいいと"考えている"状況にむけて、かってな思惑だけで人類全体をひきずりまわしているせいなんだよ。」
「アミ3度目なら約束」エンリケバリオス著から抜粋



今現在の人類の状況を示唆しているこの物語で語られていることは、ひとりひとりの人間が無知を理由に舵取りを人任せにした結果でもあると思う。

無知であり続けることは簡単なこと。楽なこと。

しかし、この楽な状態から一歩外に出ることが私たち人類の新しい段階へと進む鍵となるのだと思う。

そのためには、状況に巻き込まれない視点を持つこと。わからないことをわからないままにしないでよく知ること。一つ高い視点で物事を見る目を養うこと。

これは「五常」のものの見方のひとつ「智」を養うことにつながる。

心の内的成長の歯車が動き出すきっかけとなる大事な一歩である。

今私たちご出来ることは何か?

今人類にとって危機的な状況を心を開いて知覚することと目を背けず感じることでどうするべきか心が教えることに素直に従うことかもしれない。