五常プログラム最終回の決意

学べば学ぶほど腑に落ちる「五常」の学び 
教えれば教えるほど腑に落ちる「五常」の学び


今日は受講生Sさんとの「五常プログラム」の最後の7日目のプログラムでした。

五常=仁義礼智信というひとつひとつの言葉はそれぞれにはたくさんの意味を持っています。

仁は愛、許し、可能性…
義はきずな、約束、つながり…
礼は行動、表現、丁寧な立ち居振る舞い
智は知る、理解する、計画する…
信は信じる、信頼、受け入れる、尊重する…

そして、この5つの心のあり方はそれぞれ五行の相生、相剋の関係性で循環しています。

人との関わりによって、問題が起きる時、必ず五常のどこかで問題が起きています。

また、自分の内面の心のあり方も一定ではなく、季節、年、時間などありとあらゆるものに影響を受けて絶えず変化するものです。

さて、今日の五常プログラム最後の回で私は受講生Sさんとの関わりで大きな学びを受け取りました。

何か知識や技術などを伝える立場の者は、そこで伝える側に新しい学びがあることが真の学びであるという事をシュタイナーは説いていました。なるほど。と腑に落ちたわけです。



私は五常講師として五常プログラムを開講してまだまだ日が浅く未熟者です。

現在4名の方に受講していただいていますが、相手によって五常の学びの深まり所はそれぞれなのです。これがまた面白いところです。

そして、今日の受講生Sさんは「信」の心が、不調和な「仁」の心によって剋されている状態であることを本人も自覚しておりました。

そんな時は自分をそのまま受け入れる=信ということがとても大事になるのですが、なかなかそれが難しいのです。そう誰だってそうかもしれない。
また、礼という心のあり方が信に力を与えてくれます。

Sさんは「五常」というものの見方を、学んではいますがおそらくそれを真から信じることは出来ていないのではないだろうかとある時から私は思っていました。
そんなSさんに対して私はなぜ、信じないのだろう?どうすればいいのだろう?と正直うろたえていました。

五常プログラム最後の回にして、結局何も得られることなく終わってしまう。そんなことがあっていいのか?
焦った私はこの学びは今は気がつかなくても、今後きっと何か役に立つ場面がやってくると思います。などと言ってその狼狽振りを悟られまいと誤魔化すようなことを言ってしまったわけです。本当に未熟者です。申し訳ないです。



実は「信」という心のあり方、相手をそのまま受け入れる、尊重する、信じるという心が弱いのは、私も一緒だったのです。

相手の「信」の弱さは自分の内面を映し鏡のように、見せてくれていたのだ!ということに、なんとSさんが帰られた後に気がつきました。


「五常」の学びをどう受け止めるかは、相手次第いろんな受け止め方があって良い。いまは全て受け入れられなくてもそれでいいのだ。
そのままの相手を尊重することがお互いの「信」のエネルギーを生むことになるのだ。

そして、私は自分が伝える「五常」が受け入れられていないという風に感じとても悲しい気持ちがあるのにもかかわらず、そこに蓋をして何でもない振りをしていたのだと思います。

非力な自分の悲しさ、悔しさ、わかってもらいたい、受け入れてもらいたい、そんな感情をしっかり見つめ感じつくすことこそが問題解決につながるのだということが五常プログラムの教科書「タオのメソッド」の終わりの章に記してありました。

そして、私がSさんに伝えた問題解決につながるひとつの方法
何か人との関係でイラッとしたり、違和感を感じたり、嫌な気持ちになった時は自分の感情が落ち着くまで、少し距離をとって冷静になってから、自分の正直な気持ちを丁寧に落ち着いて相手に言葉で伝える。

これこそ今のSさんにとってだけでなく、また自分にも必要なことであるということに気がつきました。

今、沢山の気づきの後でSさんへ伝えたいことは、私はあなたの役に立ちたかった、あなたの心がきっと五常を通して楽になるのではないだろうか?と願っていました。これは単なるエゴだったのかもしれません、その証拠にSさんは五常を素直な心で受け入れていないのでは?という不信感を私は持ち、結局は自分の信じる心が弱まってしまい、あなたを信じきることができなかった。

でも、今、ありのままのSさんと自分を受け入れようと思います。


7日間、通ってくれて、五常の話を聞いてくれて本当にありがとうございました。

この学びがお互いの心の調和をもたらすことになるということを今度こそ信じ、未来に向かって約束します。




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